数か月前にマルツで衝動買いしていた「はんだ組立式簡易照度計」のキットを作ってみました。電子工作をやってみたくてマルツに行ったとき、暇なときに作ってみようと思って買っていたもので、ずっと後回しになっていましたが今日、やっと組立てしてみることにしました。
こちらのキットはNJL7502Lという光センサーを使ったもので明るさによって内部抵抗が変化する半導体素子を利用したものです。
袋から取り出して部品類を見てみると部品点数が少なくて簡単に作れるキットになっていました。途中、専用メータの取付イメージがよく判らなかったのでググってみたらちゃんと動画があったので助かりました。
marutsu簡易照度計を作ろう!!動画:https://youtu.be/VDo9KmEmBjA
実際にこの照度計が役に立つ場面があるかというと微妙ですが客観的に数値化しようとしたときには役に立ってくれると信じています。
所要時間的には30分くらいで完成しました。
「レンジ」はH/M/Lがあります。Hレンジにすると50から600ルクスまで調整不要で測れるということで照明に近づけてテストしてみたところ、ちゃんと動いてくれることを確認できました。Mレンジ、Lレンジの感度設定はそれぞれで調整が必要だったので適当ですが・・・。
レンジ | 測れる範囲と調整方法 |
H | 50から600ルクスまで計測可。 このレンジでは調整不要。 |
M | 500から6000ルクスまで計測可。 ①Hレンジでちょうど500ルクスになる場所を探して照度計を置く。 (室内の蛍光灯に近づけるとこの位の照度になる) ②Mレンジに変えてメーターが50を指すように少しずつVR2を回す。 (VR2の矢印が大体12時の方向で合うようになっている) ③メーターが50を指すようになったら調整終了。 (Mレンジではメーターで表示された数字を10倍にして読む) |
L | 5000から60000ルクスまで計測可。 ①Mレンジを調整したあと、ちょうど5000ルクス(メーターの数字:500)になる場所を探して照度計をおく。 (晴れた日の日陰に行くとこの位の照度になる) ②Lレンジに変えてメーターが50を指すように少しずつVR1を回す。 (VR1の矢印が大体9時の方向で合うようになっている) ③メーターが50を指すようになったら調整終了。 (Lレンジではメーターで表示された数字を100倍にして読む) |
正面から見ると可愛らしい照度計ですが、横から見るとちょっと貧弱な感じなので気が向いたらケースでも作ってみたいと思います。
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